くちびるに歌をロケ地 長崎県五島列島MAP

長崎県本土の崎県本土の西方約100kmに位置。北の中通、若松の2島は上五島、南の奈留、久賀、福江の3島は下五島と呼ばれており、更にこれらを囲んで、大小140余りの島がある。古代よりこの地域は、遣唐使船などの大陸との交通の要所として、また豊かな漁場として、対馬・壱岐とともに日本の西海の拠点となっていた。複雑なリアス式海岸に囲まれた島々には今なお手つかずの自然が残り、近年は島ならではの魅力を発揮した観光も盛んである。

イエズス会宣教師が来島したのは1566年。五島を治めていた宇久氏は布教を許し、後の19代領主となる純尭も洗礼を受けた。しかし豊臣秀吉のバテレン追放令以降、江戸時代にかけて禁教政策は厳しくなり、島内でもキリシタン弾圧が激しくなっていった。それでも密かに信仰を貫いた信者たちは、明治になり禁教が解かれると祈りの場を求めて教会を建てた。五島には50にも及ぶ教会堂があり凄絶な歴史を記憶に留めながらも、日々の暮らしの中につつましく息づいている。

政府は五島も含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を2016年度の世界文化遺産登録候補とすることを決定、2015年2月1日までにユネスコに正式推薦書を提出することを目指している。