スタッフ

監督 三木孝浩大人の自分と15歳の頃の自分が一緒に映画を作っているような感覚でした
1974年生まれ。徳島県出身。これまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、YUI、ORANGE RANGE、木村カエラ等、数多くのPVやライブ映像、またTVCM、ショートムービーなどを手掛ける。MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2005 最優秀ビデオ賞、カンヌ国際広告祭 2009 メディア部門金賞などを受賞。2010年に浅野いにお原作コミックを宮﨑あおい主演で映画化した『ソラニン』で長編映画監督デビュー。以降、監督を手掛けた『僕等がいた』<前篇・後篇>(12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)がいずれも大ヒット。近作に『アオハライド』(14年12月13日公開)。
[15歳の頃の夢]映画監督になりたいとは言っていたんです。もうひとつ挙げるなら、先生にもなりたかったんですよ。田舎の中学生ぐらいを教えたかったですね。だから、今回は擬似先生になった気分も味わえて、映画も作れて、夢が詰まった作品でした。

Q 『くちびるに歌を』を、まずどういう映画にしようと思いましたか?
A 僕はアンジェラ・アキさんの曲をもとにして、 15歳の自分と大人になった自分が交わす往復書簡のような映画になるといいなと思っていました。小説ではミステリアスな存在だった柏木先生のキャラクターをもっと掘り下げて、子どもたちの15年後の姿が柏木先生と重なるようなものにできればと思いました
Q 長崎でのオールロケにこだわった理由は?
A アンジェラ・アキさんが五島の合唱部を訪ねたドキュメンタリーを見て、こういう島で生まれ育った朗らかそうな子たちにもいろんな悩みがあるんだと驚きました。小説では彼らの生まれ出ずる悩みが描かれていて、それがシナハンで訪れた五島の教会ととてもマッチするものだと思ったので、現地で撮影したいと思いました
Q 三木監督にとっては、ラブストーリーではない初めての作品になりますね。
A 中学生だったり、高校生だったり、そういう時期の物語が好きなのは間違いないですね。彼らはみんな自分がどうあるべきかを模索しながらもがいているから。それが、恋愛ベースか、家族の問題がベースか、それとも部活がベースか。向き合う相手が好きな人じゃなくて今回は自分になっただけで、人を描くという意味ではそんなに違いはないかなと思っています
Q 15歳と30歳のキャラクターがいて、
三木監督ご自身は40歳。
どういう視点で映画を作ったのでしょうか?
A これまでの作品よりも自分の視点で作ることができたと言えるかもしれないです。大人の自分と15歳の頃の自分が一緒に映画を作っているような感覚というか。子どもたちを描く時は、自分が15 歳の時の感覚に戻っていましたね。僕も田舎の子どもだったし、恋愛に奥手だったし、“あ、俺だ俺だ”って感じでした(笑)。誰に見せるわけでもなく、自分の生きている意味みたいなものを書きなぐっていた記憶もありますし。今回は自分の経験を思い出しながら描けるなと思いました
  • 原作 中田永一
    1978年福岡県生まれ。2008年、「百瀬、こっちを向いて」で単行本デビュー。『くちびるに歌を』で第61回小学館児童出版文化賞受賞。同作は2012年本屋大賞第4位にも選ばれる。近著に中村航との合作による「僕は小説が書けない」など。
    [15歳の頃の夢]
    漫画家

    「くちびるに歌を」
    中田永一著小学館文庫刊

    カバーイラスト/北沢平祐
    2012年本屋大賞ノミネート
    読書メーターおすすめランキング第1位(2012年度)

    普通の小説は、作家がひとりで頭のなかで組み立ててゆきますが、『くちびるに歌を』は複数人で立ち上がったプロジェクトでした。
    この小説自体がまるで合唱のようにできあがっていきました。僕ひとりだったらそもそも執筆すらしていなかったでしょう。
    『手紙』や合唱という文化を映画にしたいという熱意を持った担当編集者や映画プロデューサーにより、僕は背中を押され、突き動かされました。だからまずは、担当編集者と映画プロデューサーにお疲れ様を言いたいです。
    この合唱に、新垣結衣さんが参加してくださるなんて、だれが想像したでしょう。完成がとてもたのしみです。

  • 主題歌 アンジェラ・アキ
    徳島県出身。日本人の父親とイタリア系アメリカ人の母親との間に生まれる。2005年にシングル「HOME」でメジャー・デビュー。06年にデビュー・アルバム『Home』をリリースし、60万枚を超えるロングセラーを記録。同年、日本武道館史上初となるピアノ弾き語りライブを成功させる。08年にはNHK全国合唱コンクールの課題曲として書き下ろした、シングル「手紙 ~拝啓十五の君へ~」がプラチナディスクを獲得、世代を超えた大ヒットロングセラーとなる。14年秋をもって日本での音楽活動を無期限停止。現在は、アメリカの音楽大学へ留学中である。
    [15歳の頃の夢]
    私は日本とアメリカのハーフとして育ったので、そのアイデンティティを生かし、何かの形で日本とアメリカの架け橋になるような仕事をしたいと思い始めたのが15歳の頃でした。

    「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」は、合唱コンクールで歌う中学生たちのために書き下ろした楽曲です。
    そして、色んな方々に歌っていただいたことによって、大きな翼が生え私から飛び立っていったような思いがする特別な楽曲です。
    コンクールを通して交流した若松島の中学生たちとのエピソードが、「くちびるに歌を」として小説化され、そして今度は映画化されると聞き、大変光栄な気持ちでいっぱいです。
    6年前、私は若松島に降り立った日のことを鮮明に思い出しました。その長崎・五島列島の美しい風景や、そこに暮らす大らかであたたかい人たちの姿が、映画になって心から嬉しく思います。この作品が一人でも多くの人に届くことを願います。

  • 第20回フジテレビヤングシナリオ大賞・佳作受賞。三木監督作品では『管制塔 』(11)、『空色物語』(12)、TBSドラマ「イロドリヒムラ・海辺の犬」(12)の脚本を担当。
    [15歳の頃の夢]
    絵描きと脚本家になること。
  • 劇団「キリンバズウカ」の脚本・演出を担当。映画脚本では『ばけもの模様』(07/石井裕也監督)などの石井裕也監督作品に参加。近作にはNOTTV/TBS「僕らはみんな死んでいる♪」(13)がある。
    [15歳の頃の夢]
    村の村長になること。
  • 1960年生まれ。近年の参加作品は『ツナグ』(12/平川雄一郎監督)、『謝罪の王様』(13/水田伸生監督)、『真夜中の五分前』(14/行定勲監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    甲子園で全国制覇!すること。
  • 1969年生まれ。近年の主な参加作品に『ツナグ』(12/平川雄一郎監督)、『共喰い』(13/青山真治監督)、『謝罪 の王様』(13/水田伸生監督)、NTVドラマ「Woman」(13)などがある。
    [15歳の頃の夢]
    大工になること。
  • 1960年生まれ。近年の主な参加作品に『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)、『渇き』(14/中島 哲也監督)、『蜩の記』(14/小泉堯史監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    野球選手になること。
  • 1967年生まれ。京都府出身。三木監督作品では『僕等がいた(前編・後編)』(12)、『ホットロード』(14)『、ア オハライド』(14)に続き、本作に参加。
    [15歳の頃の夢]
    愉快に暮らすこと。
  • 1970年生まれ。ソフィア・コッポラ監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督などの海外作品、『ホッ トロード』(14/三木孝浩監督)や中島哲也監督作品等の装飾を担当する。
    [15歳の頃の夢]
    舞台美術家になること。
  • 近年の参加作品は『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)、『DOCUMENTARY of AKB48 Thetime has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』(14/高橋栄樹監督)、『TOKYO TRIBE』(14/園子温監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    宇宙飛行士になること。
  • テレビ「大改造!!劇的ビフォーアフター」の音楽が話題となり、その後も数々の映画、アニメ、ドキュメンタリー などの映像音楽で印象に残る美しい旋律を生み出し続けている。
    [15歳の頃の夢]
    F1ドライバーになること。
  • 1982年生まれ。2001年留学のため渡米し、スクリプターとして活動。09年帰国。主な参加作品『ホットロード』(14/三木孝浩監督)、『アオハライド』(14/三木孝浩監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    通訳になること。
  • 1980年生まれ。McRAYでの編集などを経験後、2003年(株)東京現像所入社。三木組の主な参加作品は『陽だまり の彼女』(13) 、『アオハライド』(14)など。
    [15歳の頃の夢]
    舞台俳優になること。
  • 1967年生まれ。東京都出身。 近年の参加作品は『そして父になる』(13/是枝裕和監督)、『永遠の0』(14/山崎貴監督)、『ホットロード』(14/三木孝浩監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    ...当時の自分に訊いてみたいです。
  • 1982年生まれ。媒体ジャンルを問わず活動中。
    主な参加作品に『王様とボク』(12/前田哲監督)、『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    スタイリストになること。
  • 1980年生まれ。東京都出身。これまで携わった主な作品は『L♥DK』(14/川村泰祐監督)、『イン・ザ・ヒーロ ー』(14/武正晴監督)などがある。
    [15歳の頃の夢]
    美容師になること。
  • 各地の音楽祭で優秀賞を受賞するなど、指揮者として活動する傍ら、CXドラマ「のだめカンタービレ」(06)、『マエストロ!』(14/小林聖太郎監督)では指揮指導を担当。
    [15歳の頃の夢]
    アナウンサーになること。
  • 東京藝術大学を卒業。キジアーナ音楽院にてディプロマ取得。音楽講師を7年間務めたのち、現在はピアニストとし て活動中。
    [15歳の頃の夢]
    ピアニストになることと結婚(できれば王子と)。
  • 1967年生。五島市在住。地方発信のシンガーソングライターとして活動を続けながら、地方活性の企画も行なう。 方言指導参加作品に『捨てがたき人々』(14/榊英雄監督)がある。
    [15歳の頃の夢]
    安定した職業に就くこと。
  • 1979年生。五島市在住。イラストレーターとして活動中。方言指導参加作品に『捨てがたき人々』(14/榊英雄監督)、『風に立つライオン』(15/三池崇史監督)がある。
    [15歳の頃の夢]
    楽しい大人になること。
  • 1989年生まれ。制作・APを経て俳優担当として参加。主な作品歴『へルタースケルター』(12/蜷川実花監督)、『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    ウェディングプランナーになること。
  • 1975年生まれ。主な参加作品に『プリンセス・ トヨトミ』(11/鈴木雅之監督)、『メモリーズ・コーナー』(12/オドレイ・フーシェ監督)、『藁の楯』(13/三池崇史監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    アメリカ村に住むこと。
  • 1980年生まれ。近年の参加作品に『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)、『神様はバリにいる』(15/李闘士男 監督)、『アゲイン』(15/大森寿美男監督)など。
    [15歳の頃の夢]
    ロックスターになること。