- 映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作について
- 映画「ぼくが生きてるふたつの世界」と原作の違い
- 映画をより楽しむために原作を読むべき理由
- 映画「ぼくが生きてるふたつの世界」のあらすじやキャスト
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作が気になっている方、多いんじゃないでしょうか?
「この映画はどの本を元に作られたの?詳しいあらすじやキャストも知りたい!」と思っている方に向けて、この記事では「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作についてしっかりとご紹介します。
さらに、映画のあらすじやキャスト情報も丁寧にまとめていますので、読めば映画をもっと深く楽しめるはずです!
この記事を読んで、ぜひ映画をより一層楽しんでくださいね。
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」原作はこの本!
【映画化のお知らせ】
— 五十嵐大⇄イガラシダイ/文庫『ぼくが生きてる、ふたつの世界』発売中 (@daigarashi) December 8, 2023
このたび、呉美保監督によって、『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』が実写映画化されることになりました。タイトルは『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。主演は吉沢亮さんです。https://t.co/RxKwHnZHV9
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作は、五十嵐大さんのノンフィクションエッセイ『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』(幻冬舎刊)です。
この作品は、耳の聞こえない両親を持つ「コーダ:CODA(Children of Deaf Adults)」として生きた五十嵐大さんが、聴こえる世界と聴こえない世界を行き来しながら経験したことを描いた感動的な実話です。
原作では、聴こえない両親に育てられたことで感じた苦悩や葛藤、そして家族の愛がとても繊細に描かれています。
この物語が映画化され、より多くの人に届くようになったのは、現代においても共感を呼ぶ普遍的な家族愛が描かれているからだと私も感じています!
原作者・五十嵐大のプロフィールと代表作
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作者である五十嵐大さんは、1983年生まれの宮城県出身。
エッセイストとして、社会的マイノリティに焦点を当てた取材や執筆活動をしています。
代表作の『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』では、自らの体験をもとに、聴覚障害者と向き合いながら家族の絆を描いています。
原作を読むことで、映画の背景がより深く理解でき、映画鑑賞がさらに楽しめること間違いなしです!
その他「聴こえない母に訊きにいく」「しくじり家族」は五十嵐大さんの代表作です。
五十嵐さんは、ハフポストや「FRaU」などにも寄稿されていて、コーダとしての経験を広く発信しています。
ぼくが生きてるふたつの世界の原作を読むべき3つの理由
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」を観る前に、原作を読むべき3つの理由は以下の通りです。
- CODAの視点から描かれた貴重な体験
- 映画では描かれない細かなエピソード
- リアルな家族愛と葛藤の描写
以下詳しく紹介します!
CODAの視点から描かれた貴重な体験
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作では、聴こえない両親を持つ「CODA」の視点で描かれており、非常に珍しいテーマなんです。
これを通して、家族愛を考えさせられる深い内容に触れることができます。
映画では描かれない細かなエピソード
映画は時間が限られているため、どうしても重要なシーンに焦点が絞られがちです。
でも原作なら五十嵐さんの人生全体がもっと深く描かれています。
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」を観る前に読了しておくと、登場人物の心の内面がより感じ取れると思います!
リアルな家族愛と葛藤の描写
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作では、親子の愛、そしてその裏にある葛藤がとてもリアルに描かれています。
これこそ、私たちが日々感じる家族との関係と重なる部分が多いので、強く共感できるポイントだと思います。
読者が感じる原作の感動ポイント
この原作の感動ポイントといえば、やはり親と子の複雑な関係性でしょう。
「守りたいけど、恥ずかしい」と感じる子供心、私にも思い当たる節があるわね…
そして、最終的に家族の絆が深まるところには、思わず涙する方も多いはず。
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」は、心に響く瞬間がたくさん詰まった作品です。
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」あらすじを解説
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」のあらすじを紹介します。
主人公は聴こえない両親を持つコーダとして生きる大(吉沢亮)。
大は、母親の「通訳」をすることが当たり前だった子供時代を過ごしますが、成長するにつれて周りから特別扱いされることに苛立ち、家族との距離を感じるようになります。
やがて20歳を迎え、主人公は東京へと旅立ちますが、最終的には故郷に戻り、家族との絆を再確認していくという感動のストーリーです。
原作と映画の違いを比較!
原作では、五十嵐さんの人生の細かいエピソードが豊富に描かれていますが、映画ではその一部が凝縮されています。
映画の視覚的な感動も素晴らしいですが、原作では感情の細かい動きや葛藤がもっと深く描かれているので、映画と原作を両方楽しむと、より一層物語の奥深さに触れられますね!
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」キャスト紹介
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」のキャストを紹介します。
- 主人公・五十嵐大役:吉沢亮
- 母・明子役(ろう者):忍足亜希子
- 父・陽介役(ろう者):今井彰人
- 大の子供時代の友人役:ユースケ・サンタマリア
- 大の幼少期を支える祖母役:烏丸せつこ
- 大の故郷で出会う支援者役:でんでん
主演の吉沢亮さんは、主人公・五十嵐大の繊細な感情を見事に表現しており、その演技が作品の深みを増しています。
また、母親役の忍足亜希子さんと父親役の今井彰人さんは実際にろう者であり、リアルな家族の絆と葛藤を感じさせる素晴らしい演技で観客を引き込んでいます。
監督は『きみはいい子』などで知られる呉美保監督が担当しており、彼女の繊細な演出が家族の心の揺れ動きを丁寧に描き出しています。
脚本は港岳彦が手掛け、原作の感動を忠実に映像化しながらも、映画ならではの魅力をしっかりと盛り込んでいます。
最近では「正欲」での脚本も素敵だったわね!
まとめ|映画と原作で「ぼくが生きてるふたつの世界」を楽しもう
当記事では、映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作について詳しくご紹介しました。
映画「ぼくが生きてるふたつの世界」の原作、『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』は、コーダである五十嵐大さんの小説で、深い家族愛とリアルな葛藤が描かれた感動的な実話のエッセイです。
映画と原作を一緒に楽しむことで、より深い物語の世界を体験することができるので、ぜひどちらも手に取ってみてくださいね!
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